【第150回健康セミナー】秋の体調を整えて冬に備える
こんにちは、美泉堂薬局 西谷 啓です。
おかげさまでセミナーも第150回を迎えました。今回は「秋の体調を整えて冬に備える」というテーマでお話ししました。
インフルエンザと抗生物質の話
今年は流行が早く始まりました。ワクチンを打つ方も多いと思いますが、効果はおよそ3〜5割といわれています。打ったから安心、とは考えないでください。
それよりも気になっているのが薬剤耐性菌(スーパーバクテリア)です。
抗生物質は細菌には効きますが、ウイルスには効きません。インフルエンザも風邪もウイルスですから、抗生物質は効かないのです。
それでも使い続けると、抗生物質で生き残った強い菌が増えていきます。これを繰り返すうちに、どんな薬も効かない菌が生まれてしまう。だから病院で「抗生物質をください」とは言わないでいただきたいのです。もちろん肺炎や結核など、飲まないといけない時もあります!そういう時に、抗生物質が効く体にしておきましょう!
秋に眠れない、気分が沈むわけ
秋は不眠や気分の落ち込みが増えます。原因のひとつは日光です。
朝、太陽の光を浴びるとセロトニンが出ます。その14時間後に、眠りのホルモンであるメラトニンが出ます。朝6時に浴びれば、夜8時ごろから自然と眠くなるわけです。
曇りや雨が続くと朝日を浴びられず、夜の眠りも浅くなります。朝は太陽のほうを向いて、腕振り体操を5分。背中にも日を当ててください。朝日と夕日は紫外線が少なく、体にやさしい光です。
夏は発散、秋は収斂、冬は閉蔵
季節によって体の働きは変わります。
| 季節 | 体の状態 |
|---|---|
| 夏 | 毛穴が開いて汗をかき、発散する |
| 秋 | 毛穴が閉じはじめ、収斂する |
| 冬 | すっかり閉じて、閉蔵する |
夏に消耗したので、秋は蓄える季節です。収穫の秋、食欲の秋というのは、よくできた言葉だと思います。
秋は「中庸」。やりすぎないこと
秋は陰と陽がちょうど釣り合う中庸の季節です。だからこそ、どちらにも傾けすぎないことが養生になります。
サウナや長風呂で大汗をかくと「陽」を消耗します。寝汗をかくと「陰」を傷つけます。食べすぎも同じです。何ごともほどほどに。
秋に摂りたい食べ物
五行では秋は「金」、体では「肺」にあたります。肺を守るのは白い食べ物と少しの辛味です。
きのこ、栗、大根、白菜、れんこん、長芋、白ごま。さんまなどの秋の魚もいいですね。きのこと鮭のホイル焼き、栗ご飯、根菜の煮物など、今の時期のものを組み合わせてみてください。
大根や長芋は、おろしたてを食べると成分が活きます。
夏の疲れを残したままだと、冬がつらくなります。今のうちに蓄えて、冬に備えましょう。
体質に合った漢方薬をお探しの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
▼セミナーの動画はこちら
投稿者プロフィール
最新の投稿
セミナー2026年10月13日【第150回健康セミナー】秋の体調を整えて冬に備える
お知らせ2026年10月6日10月のお知らせ|松寿仙まごころキャンペーン&冠心ちくお丹スタンプ2倍
お知らせ2026年9月11日【9月・10月のお知らせ】
セミナー2026年9月11日【9月の健康セミナー】秋バテを防ぐ

