【知らないと怖い】慢性腎臓病とは?腎臓を守るために今すぐできること

第144回の美泉堂薬局の健康セミナーでは、より「慢性腎臓病(CKD)」についてわかりやすく解説しました。
実際のセミナーの様子は、YouTubeに載せてますので、そちらもご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=awnXsQND518&t=103s

腎臓の病気は自覚症状がほとんどないまま進行するため、気づいたときには重症化しているケースも少なくありません。一緒に気をつけていきましょう!


■ 腎臓の役割とは?

腎臓は、体の中でとても重要な働きをしています。

主な役割は以下の通りです。

  • 血液をろ過して老廃物を排出
  • 体に必要な栄養を再吸収
  • 水分・ミネラルバランスの調整
  • 血圧のコントロール
  • 血液(赤血球)を作る指令
  • 骨を強くする働き

つまり腎臓は、体全体のバランスを保つ“司令塔”のような存在です。
肝腎要の「腎」ですね!


■ 慢性腎臓病(CKD)とは?

慢性腎臓病とは、少しずつ患者さんが増えている、今は「国民病」とも言われてて、
腎臓の働きが徐々に低下していく病気です。

特徴は…

  • ゆっくり進行する
  • 自覚症状がほとんどない
  • 一度悪くなると元に戻りにくい

さらに進行すると、最終的には人工透析が必要になります。

日本では成人の約7〜8人に1人が該当すると言われており、非常に身近な病気です。

人工透析になると、週に2〜3回、1回に3時間の拘束時間が発生するので、生活の質はかなり落ちてしまいます。

そうならないように、今から、予防できることは、しっかりとしましょう!!


■ 見逃してはいけないサイン

腎臓は「沈黙の臓器」と言われますが、以下のようなサインが出ることがあります。

  • むくみ(特に足や顔)
  • 尿の異常(泡立ち・回数の変化)
  • だるさ・疲れやすさ
  • 血圧の上昇

特に「むくみ」は重要なサインです。

腎臓は水分調整をしているため、機能が低下すると余分な水分が体に溜まってしまいます。


■ 原因の多くは生活習慣

慢性腎臓病の主な原因は、

  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 添加物の摂りすぎ
  • 痛み止め・抗生物質の飲み過ぎ

など、日常生活と深く関係しています。

つまり、生活習慣の改善が最大の予防策です。


■ 腎臓を守るために大切なこと

① 食生活の見直し

  • 塩分を控える(ミネラルの多い天然塩に変える)
  • 加工食品・添加物を減らす(特にハム、ソーセージ)

② 血糖値・血圧の管理

  • 糖質の摂りすぎに注意(ジュースの一気飲みなどは要注意!)
  • 高血糖・高血圧を放置しない

③ 早期発見

  • 健康診断の数値(eGFR・尿検査)をチェック 
    eGFRを50以上にキープしよう!

④ 体質改善(漢方的アプローチ)


漢方(東洋医学)では「腎」は、

  • 生命エネルギーの源
  • 老化に深く関わる
  • ホルモンや生殖機能とも関連
  • 水分代謝の中心

とされており、体の“土台”となる重要な存在です。

つまり腎の弱りは、単なる腎臓の問題ではなく、
👉 全身の衰えにつながるサインと考えます。元々、遺伝的に腎の弱い体質の人も多いです。


■ 腎が弱ると起こる症状(漢方的視点)

腎の働きが低下すると、以下のような症状が現れやすくなります。

  • むくみ
  • 冷え
  • 疲れやすい
  • 足腰のだるさ・痛み
  • 夜間尿(トイレが近い)
  • 髪の衰え(抜け毛・白髪)

これらは「加齢のせい」と思われがちですが、
漢方では腎の弱り=改善できる可能性がある状態と捉えます。


■ 漢方薬でのアプローチ

慢性腎臓病に対して漢方では、

👉 腎を補う(補腎)
👉 水分バランスを整える

という2つの方向からアプローチします。

体質や症状に応じて使い分けるのが特徴です。


■ よく使われる漢方薬

代表的な処方としては以下があります。

● 八味地黄丸(はちみじおうがん)

  • 腎の働きを補う代表的な漢方薬
  • 加齢による衰え、頻尿、冷えなどに

● 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)

  • 八味地黄丸をベースにした処方
  • むくみやしびれ、排尿トラブルに

● 六味丸(ろくみがん)

  • 体力があまりない方向け・夜尿症ぎみ
  • ほてりや乾燥があるタイプに

■ 漢方の大きなメリット

漢方の特徴は、

  • 症状だけでなく体質をみる
  • 根本から整える
  • 継続することで体の土台が強くなる

そのため、慢性腎臓病のように
👉 長く付き合う必要のある病気と相性が良いとされています。


■ まとめ

慢性腎臓病は、

  • 気づきにくい
  • 進行すると戻らない
  • しかし予防はできる

という特徴があります。

だからこそ大切なのは
👉 「早く知ること」と「日々の習慣」

将来の健康を守るためにも、今の生活を一度見直してみてください。


■ こんな方は要注意!

  • 健康診断で腎臓の数値を指摘された
  • むくみやすい
  • 血圧・血糖値が気になる
  • 将来、透析になりたくない

ひとつでも当てはまる方は、早めの対策がおすすめです。

一人で悩まず、ご相談お待ちしています。

美泉堂薬局 薬剤師・鍼灸師 西谷 啓

投稿者プロフィール

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創業65年の信頼と経験。
美泉堂は「病名のない不調」や「検査では見えない不安」に、
漢方・鍼灸・波動セラピーの三本柱で向き合っています。
あなたの"本来の元気"を一緒に取り戻しましょう。